Littlewitch - BLOG

editio perfecta 音声収録進行中! 2008/03/14 12:47

DSCN2062.jpgこんにちは。『少女魔法学リトルウィッチロマネスク -editio perfecta-』音声収録のため、会社とスタジオを往復する毎日なLWスタッフ(匿名希望)です。気候も暖かくなり始め、スタジオへ向かう途中このままどこかふらっと旅に出てしまいたくなります......うわっ、なにを

ロマネスク完全版の正式発表はもう少し先になりますが、収録がどんな感じで進んでいるのか、軽くご紹介します~。

完全版の特徴ですが、まずはなんと言っても、台詞の多さ! 実は、リトルウィッチ初のフルボイスゲーム『ロンド・リーフレット』や学園恋愛ADV『ピリオド』よりも台詞数が多いんです。ということは当然、LW作品の中でも最大の台詞数!
なので収録もかなり長期にわたり、LWスタッフはもちろん、声優さんや収録スタジオさんにも腰を据えて収録に臨んでもらっています。

そして、当然気になるのがキャスティング(キャスト公開はもう少し先になります、スミマセン)ですよね。ボイス化にあたって、声優の方と相談しながら各キャラクターの声を調整しています。その結果、生き生きとした臨場感のあるものに仕上がっているんじゃないかなーと。「そうそう! このキャラってこんな感じだよね!」「なにげない台詞が可愛い~!」など、声がついてみて初めてわかる可愛さもあったりして、ヘッドホンをつけニヤニヤしながら収録しています。変な人ですね、はい。こんな感じで、いいこと尽くしです! と言いたいのですが、ぶっちゃけつらいところもあります。

『ロンド・リーフレット』の音声収録時もそうだったのですが、『ロマネスク』のシナリオは基本吹き出し(各キャラの台詞)だけで構成されていて、地の文(ト書き)がほとんど存在しないんですよね。声優の方は、地の文での描写なども参考にして演技されるので、収録時台詞のニュアンスがつかみづらいという難点もあります(※)。「そこ、悲しそうな沈んだ感じだけじゃなくて、もうちょっとだけ泣き笑いみたいなニュアンスで下さい」とか、まあそれだけならいいんですけど、「この台詞、もうちょっとボケていいですか?」とか「そこ引き気味のツッコミで」とか、コントの打ち合わせみたいになっていたりもします(笑)

とまあ、こんな感じでボイス収録もがんばっておりますので、『少女魔法学リトルウィッチロマネスク -editio perfecta-』を楽しみにして頂けるとうれしいです。OHPやBLOGでの続報をお楽しみにー!

※もちろん演技の補助になるように、事前に台本に注釈をつけていたりするのですが、それでも『ピリオド』の光樹のように主人公視点での状況描写があるのとないのとでは役者の方が受け取る情報量が異なるわけで。

 

追記

・コメント欄でご質問ありましたが、ドミノを始めとした男性キャラクターたちも全員ボイス化されています。お楽しみに~!

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